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コンセプトサブタイトル

はじめに
医院の現状
情報開示
インターネット
車椅子
院内コミュニケーション
教育研修
カルテシステム
憲章
このページについて

 
教育研修
 

はじめに

 小山眼科は平成3年9月に開業し、2年後に法人化しました。医院を設計する段階でい ろいろの施設を見学し、多くの先生方からさまざまなアドバイスを頂戴しました。深く感謝いたしております。なかんずく、福山市の医療法人節和会・三好眼科理事長院長好輝行先生は、微に入り細にわたるご指導をくださり、あらゆる模倣をお許し下さいましたので、結果的に当院は三好眼科の第2医院のようになって、開業いたしました。
  たとえば、当時の三好眼科の手術室には旧モデルと新モデルの器械棚が1つずつ置かれていたので、小山眼科も三好眼科にあやかれるように全く同じ組み合わせで器械棚を注文しました。医療器械会社の方がなぜ新モデル2つにしないのかいぶかしがっていたというのが逸話になっています

 また当院は医療法人寿会 小山眼科として平成10年1月に独自ドメイン(koyama.or.jp)を取得し,これに伴い平成10年4月よりHomePageの移転を開始しました.また一部のコンテンツを改装しております。 はじめて訪問してくださった方々へ、はじめまして。従来からお越しの方々へ、今後ともよろしくお願いします。

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医院の現状

 医療機関でもっとも重要な人は患者さんですが、その次はたぶん医師でしょう。私は体が弱いので、大橋裕一教授のご高配で、・・・年頃から愛媛大学医学部眼科より常勤の医師を副院長として派遣していただいておりました。筆舌に尽くしがたい感謝の念でいっぱいです。また2001年には児山工氏が副院長に就任、2003年には中川秀樹氏が加わり、現在、常勤医師3名、非常勤医師数名で運営を行っております。
  その他のスタッフは、看護師5名、検査員8名、事務員5名 が常勤です。まだ受験機会のない者以外は常勤スタッフ全員がOMAの資格を持っています。

 通算カルテ番号は79075、現在の外来患者数は約150人/日、白内障手術は通算11326眼です(2012.5現在。)毎週、木曜日と金曜日の午後に白内障・緑内障手術を中心とした手術を行っています。最近、白内障手術は1日に6例前後行っており、外来手術か1日(日帰り)入院、1泊2日の入院のいずれかで、患者さんの希望によって選んでもらっています。
  屈折手術も非常に興味のある分野で、学会、研究会に参加したり、ライブ手術を見たりしていますが、実際に行っているのはAK(AstigmaticKeratotomy, 乱視角膜切開術)のみです。

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情報の開示

 手術中、患者さんの家族は病室などのテレビで手術場の様子や、手術顕微鏡下の様子をリアルタイムで見ることができます。患者さん自身は手術後に同様の画面をVTRで見ることができます。いずれも手術の内容をできるだけ理解していただく目的で行っていますが、同時に医事紛争の発生のもとを根底から取り除いているように思われます。すなわち医事紛争は決して、インフォームドコンセントの不足や、医療事故からのみ生ずるのではなく、事実の隠蔽、不信感の発生が相まって生ずることが多いと考えられるからです。
  起こって欲しくないことは必ず起こります(マーフィーの法則)。われわれにできることは、それらの可能性をできるだけ小さくし、最善の事後処理をし、患者さんの理解を得ることです。あとはお祈りするだけです。
  ちなみに、開院当初より大変お世話になっている方のお一人で、私が尊敬してやまない坂出市の聖母眼科医院院長・永原國宏先生は、聖マリア像にお祈りをささげられているそうですが、私は屋外に社(やしろ)を設けており、月初めにまとめてお祈りしています。

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インターネット

 2001年春からは拡大待合室という概念で、インターネット上にホームページを開いています。現在の主な項目は、小山眼科への行き方と診療時間、小山眼科のあらまし、職員の自己紹介、白内障について、その他の眼の病気、目の関連サイト、 などです。
 インタ ーネットでの情報提供について厚生省は、「利用者が自分の意志でホームページを選択し、 情報を得る形であれば広告には当たらない」(健康政策局総務課)との見解を示している ようです(日経ヘルスケア1996.4,p65)。
 このようなサイトにより多くの患者さんに小山眼科を知っていただいて、その上で診察を受けにきてくださることは、近年の医療におけるサービスの充実やインフォームドコンセントの重要性が増すなかで、今後なくてはならないものと考えています。また目の健康に関する知識を啓蒙する一種の掲示板の役割も担っていきたいと思っています。
  このホームページの開設と更新にあたっては当時の副院長・平野直彦先生(現在 広島市 ひらの眼科院長)の多大な貢献がありました。深謝いたしております。
 

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車椅子

 玄関風除室には舶来の車椅子が2つおいてあり、必要に応じて使用します。 この車椅子(クイッキー2、アクセスインターナショナル、TEL 03-5248-1151)はすぐれもので、座面の高さを50cmにしてあり、足置きと肘置きが簡単にはずせるので、オートレフラクトメーターとかスリットランプとかの検査に全く支障をきたしません。

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院内コミュニケーション

朝礼と臨床懇話会は行っていますが、時差出勤や、週休2日制のため、全員がそろうことはまれで、スタッフ全員に指示を徹底させることが以前は困難でした。また、何か話しかけたい時に、たまたま相手を探せないこともあります。たとえお互いが近くにいても、相手の仕事を中断させることが好ましくないこともあります。このため、状況に応じて、郵便箱、電子メール(LAN)などの時間差コミュニケーションが、しばしば活躍しています。
  郵便箱はスタッフ全員分+αがあります。カルテや伝言文、郵便物等が放り込まれます。
 1996年12月より当院はニフティーサーブ (TEL 03-5471-5800) のビジネスアカウント会員となり、スタッフ 一人一人が電子メールアドレスを持っています。空いた時間に同文一斉送信でき、一人一人がいつそれを見てくれたかがわかります。細かいやりとりが心行くまででき、さらに、それらをデジタル情報として保存、加工、再利用できるなどの点で、たいへん重宝しています。

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教育研修

 豊富で正しい医療知識を基にした患者サービスと、科学的で活気ある雰囲気 の医療機関 とを実現するためには、スタッフの継続的な教育研修が必要と思われ ます。このため隔週の金曜日に臨床懇話会を開催しています。
  また、教育研修補助規定を設けて、学会、研究会、講習会、他施設の見学など へのスタッフの自主的な参加に対して、経済的な補助を行っています。この規定 はうまく働いており、院内旅行とは異なる少人数で企画する小旅行としての楽し さも加味されているようです。

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カルテシステム

 カルテシステムほど悩ましい問題はありません。記録は必要だし、かさばるし、電子化には問題がありすぎます。しかし開院当初にとことん頭を絞って考えなければならないことのひとつです。途中からシステムを変更することは至難だからです。
  私はサウザンドカルテシステム(LIHIT LAB. TEL 06-946-2525) を採用し若干の改良を加えて、おおむね満足しています 。
  LIHITのオリジナルのシステムでは登録順にカルテ番号を設定し、下2桁が同 じカルテを同じ区画に収納します。1単位の棚は00-99までの100区画わけられており、 この単位棚(例えばHK812)をカルテの分量に応じて増やしていくわけです。
  当院では複数の単位棚を最終来院月の時系列によって管理しています。この改良システムの良い点は、日常診療の合間に少しずつ整理が進行しつづけられること、カルテの整理の途中でも通常の診療になんら支障が及ばないこと、および、保管しきれなくなったら、法律の許す範囲で、尻尾の方から廃棄することができ、空のカルテ棚を作ることができる点です。
  カルテ用のホルダーにはポリプロピレン製(透明)のA4 (HK 714)を使用しています。 このホルダーがもう少し薄ければもっとカルテが収納できるのにと、いつも思っています。
詳細はこちら

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憲章

 医療法人寿会小山眼科憲章は次の3項からなっています。この憲章は院内の各所に貼っ てあって、日頃の自己研鑽と職務遂行のよりどころとなっています。

 ・私達は科学的で適正な医療を追求します。
 ・私達は患者さん本位の医療を実践します。
 ・私達の最大の報酬は患者さんの満足です。

  どこにでもありそうですが、私の作で、第1項を最も大切にしています。
  科学的は学問的という意味で使っています。科学的でない医療などありえないようにも思えますが、 医療から宗教的色彩、経済本位性、学閥、権力や前例への盲従、患者さんとの非対等性、そして患者さんへの迎合などの成分を極力取り除きたいと考えています。もちろん、科学的で適正な医療を追求するためには日頃から本や雑誌を読み、学会や研究会に出席して先生方と交流を深め、最新の情報を仕入れることが必須です。 その上で、どれが科学的で適正かを、判断して行かなくてはなりません。
  次いで、患者さん本位の医療の実践です。ここでは患者さんの権利と利益、インフォームドコンセント、および、患者さんへの接し方が重要なテーマです。たとえ患者さんが非科学的な医療を望んでいるようにみえても、科学的医療に誘導しようと考えているので、この文を第1項ではなく第2項にしました。
  第3項は文字どおりです。もし科学的な医療をして当院が経済的に成り立たなくなったならば、閉院して他に糊口をしのぐ手段を考えることになるでしょう。

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